*数秘術のY母音について
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・Y母音について
音節や発音として考える場合、Yは基本的に母音としてカウントされるようですが、例外も結構あります。
このことに関して、「スター大名鑑2004」(ROADSHOW)で600人以上のムービースターの名前を見て分かってきたことですが、
必ずしも原則に一致しないケースがあるようで、その辺の条件分岐のさせ方がいまいちハッキリしていません。
(その本の中の1/6か1/7程度の名前にYが含まれており、その内の数十人がY母音に相当するようでした)
参考までに「スター大名鑑2004」から抜き出して考えてみます。
1.音節中に基本母音がある場合A(Yが頭文字に来て直後が基本母音) ⇒子音とみなす
Yeoh(ヨー)、Yimou(イーモウ)
2.音節中(直前)に基本母音がある場合B(直後が子音) ⇒子音とみなす (名前によってはY母音?)
Aykroyd(エイクロイド)、Boyle(ボイル)、Dreyfuss(ドレイファス)、Hayden(ヘイデン)、Haysbert(ヘイスバート)、
Moynahan(モイナハン)、Rayder(ライダー)、Reynolds(レイノルズ)、Seymour(シーモア)、Swayze(スウェイジ)、
Taylor(テイラー)、Wayne(ウェイン)
3.音節中(直前)に基本母音がある場合C(直後が母音) ⇒子音とみなす (名前によってはY母音?)
Hayek(ハエック)、Ledoyen(ルドワイヤン)、Meyer(メイヤー)、Meyers(マイヤーズ)
4.音節中(直前)に基本母音がある場合D(語尾がYで終わる) ⇒子音とみなす (名前によってはY母音?)
Ashley(アシュレー)、Audrey(オードリー/オドレイ)、Bentley(ベントレー)、Britney(ブリトニー)、Carrey(キャリー)、
Casey(ケーシー)、Clooney(クルーニー)、Courteney(コートニー)、Delroy(デロイ)、DeMornay(デモーネイ)、
Dougray(ダグレイ)、Downey(ダウニー)、Finney(フィニー)、Geoffrey(ジェフリー)、Gay(ゲイ)、Guy(ガイ)、
Haley(ハーレイ)、Harvey(ハーベイ)、Hathaway(ハサウェイ)、Hershey(ハーシー)、Humphrey(ハンフリー)、
Hurley(ハーレー)、Kingsley(キングスレー)、Knightley(ナイトレイ)、Linney(リニー)、Macaulay(マコーレー)、Mickey(ミッキー)、
McConaughey(マコノヒー)、Murray(マーレー)、Polley(ポーリー)、Presley(プレスリー)、Ray(レイ)、Ridley(リドリー)、
Sigourney(シガーニー)、Shirley(シャーリー)、Spacey(スペイシー)、Tobey(トビー)、Wesley(ウェズリー)
5.音節中に基本母音がある場合E(Yと基本母音がワンセット) ⇒子音とみなす
Hayao(ハヤオ)、Karyo(カリョ)、Shyamalan(シャマラン)、Ziyi(ツィイー)
6.音節中に基本母音がない場合A(子音に挟まれている) ⇒Y母音とみなす
Barrymore(バリモア)、Brynner(ブリンナー)、Bynes(バインズ)、Byrne(バーン)、Carlyle(カーライル)、
Crystal(クリスタル)、Daryl(ダリル)、Dylan(ディラン)、Flynn(フリン)、Gyllenhaal(ギレンホール)、Gwyneth(グウィネス)、
Kyra(カイラ)、Lynch(リンチ)、Marilyn(マリリン)、Meryl(メリル)、Sydow(シドー)、Shannyn(シャニン)、Sydney(シドニー)、
Sylvester(シルベスター)、Rhys(リス)、Ryder(ライダー)、Tyler(タイラー)、Wyle(ワイリー)
7.音節中に基本母音がない場合B(直前が子音で直後が母音) ⇒Y母音とみなす
Bryan(ブライアン)、Ryan(ライアン)、Myers(マイヤーズ)
8.音節中に基本母音がない場合C(直前が子音で、語尾がYで終わる) ⇒Y母音とみなす
Andy(アンディ)、Anthony(アンソニー)、Appleby(アップルビー)、Barry(バリー)、Beaty(ビーティー)、
Berry(ベリー)、Bettany(ベタニー)、Billy(ビリー)、Bobby(ボビー)、Brittany(ブリタニー)、Brody(ブロディ)、
Cary(ケーリー)、Connelly(コネリー)、Connery(コネリー)、Danny(ダニー)、Delpy(デルピー)、Duchovny(ドゥカブニー)、
Emily(エミリー)、Farrelly(ファレリー)、Gary(ゲーリー)、Gregory(グレゴリー)、Henry(ヘンリー)、Hilary(ヒラリー)、
Holly(ホリー)、Ivory(アイボリー)、Jeremy(ジェレミー)、Johnny(ジョニー)、Judy(ジュディ)、Kathy(キャシー)、Kelly(ケリー)、
Larry(ラリー)、Lucy(ルーシー)、Macy(メイシー)、Mary(マリー/メアリー)、Murphy(マーフィー)、Nancy(ナンシー)、
Perry(ペリー)、Reilly(ライリー)、Romy(ロミー)、Sally(サリー)、Sevigny(セビニー)、Sissy(シッシー)、Tcheky(チェッキー)、
Timothy(ティモシー)、Tommy(トミー)、Tony(トニー)、Woody(ウッディ) |
※総じて見ると、単純に「Yの直前に子音があればY母音とみなす」、という考え方で良いのかもしれません。
もしそうであれば条件分岐も楽なのですが^^
しかし音節(発音)と読み方そのものとが異なっている場合、どう判断するべきか明確には分かっていません。
(なお、これらは即席で調べたものですので、音節に対する私の理解に不備があるかもしれません。その場合はご指摘願います)
もし2や4のようなケース(直前に母音、直後に子音もしくはYが最後尾)も母音とみなすとすれば、コード設定は次のような感じになります。
「まずYの直後に母音がある場合は子音として考える。
次に、直後に子音もしくはYが最後尾にあることを前提として、Yの直前に子音がある場合、または直前が母音でも二つ前に子音がある場合は母音とみなす。」
ちなみに、こうして調べるキッカケになった名前は「Lyall
Watson(ライアル・ワトソン)」でした。
(ふと本棚を見た時に、この名前が目に入ったのです)
この名前の場合、1音節中に基本母音(AEIOU)がないので、原則的にはYを母音とみなすのだろうと思います。
ところで、ここで基本母音のAEIOUについても少し触れておきたいと思います。
例えばBeautifulのように母音が連続する場合、例外もありますが、ほとんどは一音節に括られて発音されます。
ただ、それも人名となると、母国語を英語表記に直す方式や個人の好みなどで少なからず形を変えることがあります。
基本母音であっても、こういうケースでは考える必要があるのか少しばかり気になっています。
このページではYについて考えていますが、Wについても母音か子音かも考察する必要があると述べる人もいます。
内容的にはYの問題と同じなので省きますが、微妙な例に関しては実物と見比べないと判断は難しいですし、本人を見てもどっちか分からないこともあります。
重箱の隅を突くような議論ですが、この辺りのことがクリアになると、かなりスッキリするような気がします。
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